MOMENTUM In-Ear ワイヤレス
私は現在iPhone6を使用しているが、先日発表したiPhoneXに備えてBluetoothイヤホンをさがしていた。
そこで最終的に購入したのが表題の通りMOMENTUM In-Ear ワイヤレスだ。
以前有線のイヤホンでゼンハイザーを使っていたことでゼンハイザーというメーカーに信頼を置いていた。
ゼンハイザーの評価については今更語ることもないだろう。
関係ないが現在はshureのse215を使っている。こちらも値段は1万円代前半にしてはコストパフォーマンスに優れているので有線でそれなりのイヤホンを探している方は是非試聴して欲しい。個人的な感想だが音1つ1つが鮮明に表れるので普段のイヤホンでは聴こえない音まで聴こえてくるだろう。
se215については今回はここまでにしておこう。
あくまで今回はMOMENTUM In-Ear ワイヤレスの感想だ。
さきに言っておくが、私は知識もそこまであるわけでもないのであくまで初心者の感想としてみて欲しい。
正直私はBluetoothのイヤホンについてあまりいいイメージはなかった。
音質が良くない、いちいち充電するのが面倒などネガティヴな要素しかなかった。
なぜそんな私がBluetoothイヤホンに興味を持ったかというと、やはり前述の通り新型iPhoneのためだ。
一応コネクタを使えばiPhone7以降のシリーズでも有線イヤホンを使うことが可能だ。
しかし、わざわざコネクタをつけるのも面倒であるし、紛失や忘れた時に音楽を聞けないのは辛い。
そんなフローからBluetoothにイヤホンに興味を持った。
周りに何人かBluetoothイヤホンを所持している人がいたので試しに使わせてもらった。
その時の感想は、正直悪くはなかった。
まずは利便性だ。一度繋いでしまえば2度目からはわざわざ繋ぎ直す必要はない。
更に、当たり前だがケーブルを取り回す必要がないので大分ストレスがない。
しかし、気になるのは音質だ。
私の周りが持っていたイヤホンはBluetoothのエントリーモデルばかりなので、安物のイヤホンよりましか、同程度だ。
更にBluetoothイヤホンにおいてはそこまで多くのメーカーからだしているわけではない。SONYやその他のメーカーから出してはいるがshureやゼンハイザーなど有線で有名なメーカーからはほとんど出ていなかった。
2017年7月、満を辞してゼンハイザーからBluetoothイヤホンが発売された。
これは試してみるしかない。
だが、2万円以上とそれなりに高価な上にネックバンド型だった。
これがわたしの購入意欲を削いだ。
個人的にネックバンド型はお洒落ではないと思っていた。
したがって買うのはやはりノーマルのBluetoothイヤホンと決め家電量販店に赴いた。
幸い生活圏内にヨドバシカメラがあったので品揃えも豊富だし、ほとんどの機種が試聴可能だ。
そこでそれなりに下調べをして、ヨドバシに赴いた。
レビューなどは参考にはなるが、やはり人には好みというものがあるので試聴してみないとわからないものだ。
店員さんに相談に乗ってもらいながら数多くのBluetoothイヤホンを試してみた。
どれも悪くはないが、購入の決め手になるようなものもなかった。
どうしても今使っているイヤホンと音質を比べてしまう。
どうせ買うならもちろん今使っているものよりもいいものを使いたい。毎日使う物なので、妥協して買うくらいならばse215をそのまま使った方が良い。
件のMOMENTUM In-Ear ワイヤレスも勧められたが、ネックバンド型というだけで試聴すらしなかった。
その日は何も購入せず帰宅した。
またネットでBluetoothイヤホンを探す日が続いた。
MOMENTUM In-Ear ワイヤレスのレビューが目に止まった。
発売からそこまで日にちが経っていないこともあり、あまりレビューは多くなかったが、どれも大絶賛であった。
食わず嫌いは良くないと思い、とりあえず試聴することにした。
後日ヨドバシカメラに赴き試聴すると衝撃受けた。まさに私の知っているゼンハイザーの音だ。
低音が強調されつつも、高音などもしっかりと出ている。MOMENTUMなのだから当たり前なのだが、それまで聴いていたBluetoothイヤホンのイメージが強かったから余計に驚いた。
ここまでBluetoothイヤホンでも音質が良いのかと。
さらにBluetoothイヤホンならではの機能もあった。
まずは、ネックバンドにコントローラーがついているのでボリュームの変更はもちろん、曲を送ったり、そのまま電話に出て会話することが可能なのだ。
更に他のモデルと違いネックバンド型部分に革が使用されていた。ステッチにもイヤホンケーブルと同じく赤色の糸が使われているために、高級感もあり非常にファッショナブルだ。
これは買うしかない。
私自身の特性としてどんな安い物でもそのまま購入することはない。
一度徹底的に調べ、考え、それでも欲しければ購入する。
いま一度MOMENTUM In-Ear ワイヤレスのレビューを更に読み漁った。
困ったことに批判的なレビューは1つもなかった。
次の日には、ヨドバシカメラ赴き、購入していた。
値引きこそなかったが、ポイントが10パーセントついたので、実質的にはネットの最安値よりもお得であった。
せっかくなので、ポイントを使ってコンプライのイヤピースを購入した。
使ったことがある人にはもちろんわかるが、コンプライのイヤピースはポリウレタンで出来ているので、使う人の耳にあった形になり、音質、遮音性共に向上する。
安価なイヤホンを使っている人も、音質が向上する可能が高いので是非試して欲しい。
1組で1000円を超えるので少々割高だが、その価値は十分ある。
はやる気持ちを抑え、自宅まで帰り、開封を行なった。
この高級感。さすがゼンハイザーである。
商品の梱包から気持ちを高揚させてくれる。
Bluetoothイヤホンなので首からさげていればいいが、もちろん外さなければならない場面もあるだろう。しかし、ケーブルがやや貧弱であるためにそのまましまうのは抵抗がある。
このケースならば外装はハードでありつつ、中身もしっかりホールドする作りと緩衝される素材なのでそのままバッグに詰め込んでも安心だ。
とりあえず起動してBluetoothに繋げてみることにした。
このイヤホンの良い所はここにもある。
電源を音にすると、バイブレーションが流れるのだ。
電源がOnになっているかわざわざランプを見なくとも首につけたままで確認できる。
音声ガイダンスでも接続されたかがわかる。また、電話が来た時もバイブレーションが流れ、バッテリーが少なくなった時も音声が流れる。
ここまでの気配りができるのがさすがゼンハイザーといったところだ。
一通りセッティングなどが済んだ後、コンプライのイヤピースに取り替えた。
耳にフィットするので、疲れない上に試聴した時よりも音質が向上している。
数日確認使っているが、この買い物は全く後悔しておらず大成功だ。
音楽プレーヤーアプリとしてゼンハイザー公式のものがあるので、そちらを使っているが細かくセッティングできるのでイヤホンの性能をより底上げしている。
1時間半の充電で10時間の連続再生が可能なので、毎日充電しなくても十分だ。
Bluetoothイヤホンを検討していて、ある程度以上音質を求めている人がいるならば完全にMOMENTUM In-Ear ワイヤレスをお勧めする。
きっと値段以上のものが得られるだろう。
ゼンハイザー MOMENTUM In-Ear Wireless カナル型ワイヤレスイヤホン NFC・Bluetooth対応/aptX/ネックバンド式 ブラック M2 IEBT BLACK【国内正規品】
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2017/07/06
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